SSブログ

ダイエットの基本 [診療]

先週、秋田県医師会のお仕事で、地元TV局の「がっこ茶っこTV」に出演
昨日外来で、患者さんからいろいろご感想をいただきました。

台本を転載します。
-----------------------------------------------------------------------
ここでメディカル情報です。
今年の冬は雪も多く寒かったのですが、
ようやく暖かくなってきました。
きょうのテーマは、「夏にむけてダイエット計画!
ダイエットの基本」です。
スタジオには、県医師会の安藤秀明先生に
お越しいただきました。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

冬は外が寒くて、散歩やお出かけの回数も少なくなり運動不足になりますね。

んだんだ、家にいてついつい食べすぎてしまって・・・
私も夏にむけてナイスバデーになりたいと
思ってるんですよね~。
ダイエットのコツって何かあるんですか?

はい、ダイエットの基本は、食事と運動です。
まずは、食事のお話しからいきましょうか。
ダイエットは、ただ食べる量を減らせばよい
というわけではありません。
健康にダイエットしなければいけませんね。
食べ物には三大栄養素というものがあります。
(フリップ)
カロリーの主役は糖質、すなわち炭水化物で、
ごはんやパン、麺類のことです。
これに、脂っこい食べ物、バターなどの脂質、
お肉やお魚などのアミノ酸の3種類を言います。
特に、脂肪は同じ量を食べても、
カロリーが倍以上ありますので要注意です。

なるほど~、へば、脂肪は要注意ですね。

ですが、そう単純ではないのです。
三大栄養素はそれぞれが最低限必要な量があります。勿論、脂肪分を取りすぎるのはよくないのですが、
最低限必要な脂肪分をとらないと、
ホルモンや体の構成物質である細胞が
作られなくなり大変です。
そうならないように、人間の体は、脂肪が不足すると糖質やアミノ酸を材料にして、
体の中で脂肪を作り始めます。
こうして、脂肪分をとらなくても、
からだに脂肪がついてゆきます。

そうなると、バランスよく食べないと
かえって体に脂肪がつくということなのでしょうか。

そうなのです。食事だけ減らしダイエットをすると、必要なカロリーが減り、脂肪が減るので、
体は取り込んだカロリーを蓄えるようになります。
要するに、食べたものがどんどん脂肪になってしまう体質になります。
ここで、ダイエットに失敗してまた、食べ始めると、以前より太りやすい体質になっているため、
あっという間に太ります。
よく、リバウンドなどと言われる現象です。
医学的にはウエストサイクリング現象と言います。
間違ったダイエットを繰り返すと、どんどん
太りやすい体質になってしまうと言うことです。

食事療法だけではだめなのですね。

そうです。運動を行って、太りにくい体質を作ることが基本です。

太りにくい体質というのはどういうことですか?

運動をして筋肉量を増やすことになります。
筋肉は、脂肪と比較して動かなくても
カロリーをより多く消費します。

え~、運動していなくてもですか?

そうです。運動でいちど筋肉がついてしまえば、
運動しなくても太りにくい体質になります。

では、どうすれば太りにくい体質に
なれるのでしょうか?

大事なところですね。
このグラフをみてください。
(フリップ)
先ほどお話しした、三大栄養素のうち、
最初は糖質が利用され、しばらく運動が続くと
ようやく脂肪が利用されます。

糖質から脂肪が使われるようになるためには、
どのくらいの時間運動すればよいのでしょうか?

30分です。30分以降から脂肪燃焼タイムです。
これ以下の時間の運動ですと、お腹がすいて、
かえって食べてしまったり、エネルギー不足から
糖質が脂肪に変化して太る体質になってしまいます。また、筋肉を付けるためにも運動が必要です。
タンパク質のもとであるアミノ酸、
プロテインを飲んでも
運動しなければ筋肉はできません。

なるほど、ダイエットの基本は、
バランスの良い食事と1回30分以上の運動ですね。
先生、ありがとうございました。
------------------------------------------------------------------------------------------
DSC05697.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

鳥の骨 [診療]

異物による消化管穿孔........

何度か、これに関連する発表を指導してきた
すなわち、食事の時に堅い物をたべて、それが原因で消化管に傷をつけたり(潰瘍)、穴を空けたりすることがあります
私が発表指導したものは
鯛・鱸・ホッケの骨であった

いろいろな文献を調べると、欧米では鳥の骨が多いとのことである
ケンタッキーフライドチキンなどでは
骨がかなり柔らかくなっているので
心配ないだろうにと思っていた

しかし、2日前にITALYのROMEにて鳥のトマト煮を食した
非常においしく、長時間煮込んだのか
圧力釜によるものなのか
柔らかく、味も浸みてておいしいものであった

しかし、食事中、細い骨が多くあったのだが
なぜかケンタッキーフライドチキンの様に
柔らかくなく、なんでかなあと思っていた

と思っていたのが良くなかったのか
ほぼ全部食べたところで
もう少し肉がついていたので
そこを食べた
喉を一瞬指されるような感触とともに
おいしい鶏肉は胃袋に落ちていった

DSC02717.JPG

確実に骨が喉を通過した

その後2日経過し、便通もよいのであるが
腹痛もなく
あの骨はいったいどこをさまよっているのだろうか
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

新型インフルエンザの影響 [診療]

最近、新型インフルエンザの影響について書き綴っているが
また、新しい知見

秋田県は定点観測で罹患者が他県に比較して非常に多いのだが..........

11月2日から新型インフルエンザ予防接種の予約が開始された
実際の接種は11月中旬以降であるが
電話による予約が殺到
当院では1日10名を予定しているが、初日で数百件の電話が来た
これにプラスして、新型インフルエンザ受診前後の問い合わせ
これらが重なり、病院の外線は一時パンク状態となった

本日は休日であるが、病院へ電話すると繋がりにくい状態が続いている

新型インフルエンザ対応は次々と日常診療に影響してきている

今回の弱毒性インフルエンザまん延は、強毒型が流行する前に
いろいろな問題点を教えてくれる
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

発熱外来 [診療]

今週末は、何回か発熱外来を担当した

元々、予定されていたところであったが、ここ数週間が感染のピークになるらしく
覚悟していた

ピークになるにつれて
開業医にも、発熱患者は多く受診しており
大きな病院では、発熱外来として、一般患者と発熱者を分離しているが
開業医では、入り口を分けるのは難しい
従って、駐車場の車で待機になるのであるが
一般診療の合間に、駐車場へ「往診」に行かなければいけない
これでは、一般患者さんの診察へも影響している
特に、今回のインフルエンザは20歳以下の感染がほとんどで
小児科医院は大変であろう

そして、週末にはいつもと同じく病院の発熱外来は大繁盛であった
やはり、病状が悪くて受診するのではなく
インフルエンザかどうかの診断のため受診される方が大半である

受診される方に以下の事項を理解してもらえれば、無駄に病院に来る必要はないと思う
1.インフルエンザの検査(鼻に綿棒をいれてやる検査)は、発熱早期(24時間以内)ではプラスとなる確率は30%程度である
2.インフルエンザの検査は保険制度上、1回しかできません(診療報酬上)
3.インフルエンザ検査でマイナスでもインフルエンザでないという証明はできません
4.インフルエンザウィルス感染でなくとも、高熱がある場合は学校や仕事を休むべきです

以前、学校でインフルエンザ感染の証明書を要求するところがあり、問題だと書いたが
我が母校の大学でも、必ず診断書を提出するように指導されている様だ
学生さんに説明したが、学務課から必ず提出するよう言われているそうで
仕方なく、発熱外来診察の忙しい中診断書を書いた
学生さんは、この診断書を持って、大学の学務課に行くそうである
大学生はひとり暮らしがほとんどなので
患者が持ってゆくしかないですね、可哀想

でも、そういうことをしていると、大学事務に診断書とともに
インフルエンザウィルスも随時運ばれるので
天罰が下ると思い、この件は忘れることにした



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

発熱外来 [診療]

都会では新型インフルエンザ新規罹患者は減少傾向のようであるが
秋田県内ではそろそろピークの様である

現在、当院では平日でも20~30名程度
土日になると、開業医の先生がお休みなので
1日100名以上受診される

これだけ多くの患者さんが受診されると、一般救急外来にも影響している

発熱の患者さんは、とりあえず発熱外来でチェックされる
しかし、これだけの人数になると
待ち時間も長くなる
そしてインフルエンザであれば、90%以上が基本的には自然治癒するので
待っていてもらっても問題ないのであるが
中に、他の疾患で熱のあるかたもいる

そして、発熱で受診される患者さんは
新規受診の方が多いので
カルテ作成に時間がかかり
事務仕事が多くなり
救急外来受診、ひいては、救急車で搬送されてくる患者のカルテ準備にまで影響する

繰り返すが、新型インフルエンザの大半は自然治癒する
厚生労働省の指導でも
基本は自宅待機である

以前もブログに書いたが、学校や職場で受診を義務づけているところが少なくない
中には、学校で診断書の紙を作成して、診断書をもらってくるよう指導している学校もある
厚労省に反旗を翻した自己本位の行為と思う

とにかく、特に休日の総合病院の外来は発熱外来の患者であふれ
機能していない

秋田県内でも、いよいよ能代市は公共の発熱外来が開設され、
総合病院の本来の救急外来機能維持対策が図られた

秋田市では、医師会は多くの医師会員が発熱外来に協力に意思表示しているが
秋田市が運営手続きに手間取っている

その間も、多くの救急患者が憂き目をみている

この状況では、強毒型新型インフルエンザが出現した時のパニックは
避けられないのではないか


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

上手に利用しよう!サプリメント [診療]

2009年5月22日 秋田放送 知っ得メディカル情報

(アナウンサー)
「知っとく!メディカル情報」です。

今週は、
「上手に飲もう!サプリメント」と題してお話を伺います。
よろしくお願いします。

このサプリメント、テレビをご覧の皆さんの中にも
飲んでいるという方もいらっしゃると思います。
私は、不足しがちな鉄分などを
サプリメントで補うことがあります。

始めに、サプリメントとは何か教えてください。

(わたくし)
サプリメントとは、いろいろな栄養素の中で、不足しがちな要素や特殊な効果を期待して摂取するもののことで、栄養素を凝縮した製剤を言います。医師が病気に対する治療以外のことを「補完代替療法」と言いますが、欧米の補完代替療法の多くは、ハーブや針灸、運動療法が行われているのに対して、日本では、9割以上の方が健康食品やサプリメントだそうです。

(アナウンサー)
日本では、どのぐらいの方が
この補完代替療法を利用しているのですか?

(わたくし)
厚生労働省のアンケート調査では
一般の方のおよそ30%、
病気で通院中の方の45%
がん患者の65%が利用していて、
その市場は数兆円に上ると言われています。

(アナウンサー)
ずいぶん多くの方が利用しているのですね。

(わたくし)
そうですね。
しかし、医師などの専門家からアドバイスを受けて
利用している方はまれで、
各自の判断で利用しているという問題があります。

(アナウンサー)
私もそうです。
自分の判断で、鉄分を補えるサプリメントを
飲んだことがあります。

量を守れば自己流で飲んでも
大丈夫だと思ってしまいますね・・・
ところで肝心の効き目はどうでしょうか?

(わたくし)
普段の食生活で、必要な栄養素をまんべんなく摂取することは非常に難しいですよね。さらに、糖尿病や高脂血症、腎機能障害、肝機能障害、胃切除後などで食事制限がある方にとっては、制限された食事内容で多くの栄養素を十分摂取するというのは、とても困難です。そんな時に、少量で栄養素を摂れるサプリメントは有効ですし、特に食事制限のある人にはお勧めです。

(アナウンサー)
手軽に摂取できるサプリメントですが、
どのような飲み方がいいのでしょうか?

(わたくし)
サプリメント摂取の基本は、必須栄養素を補充することです。ですから、サプリメントを利用する場合は、マルチビタミンやマルチミネラルといった総合サプリメントが基本となり、それに追加するかたちで、自分に合ったサプリメントを選んでゆくのが基本的な利用法です。

(アナウンサー)
他にも、サプリメントを利用する上で
注意点はありますか?

(わたくし)
サプリメントは、使用法によっては副作用があることを忘れないでください。特に、お医者さんからお薬をもらっている場合、サプリメントとの飲み合わせが悪いものもあります。かかりつけのお医者さんか薬剤師さんに一度聞いてみてください。また、サプリメントの摂取を急にやめたりすると、体内のバランスが取れなくなり、体調不良となる場合もあります。サプリメントを変更したり中止したりするときも気をつけましょう。

(アナウンサー)
飲み合わせに注意して
上手に利用することが大切なんですね。
先生、ありがとうございました。

「知っとく!メディカル情報」でした。


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

消化器センター [診療]

先日、診療科としての緩和ケア内科標榜が決まり、消化器内科、消化器外科という標榜科が決まった
今回は、もう一歩進んで、消化器内科と消化器外科が融合して「消化器センター」と標榜することになった

近年、多くの病院で、臓器別センター化というのが行われているが
その流れを汲むものである
これまで、手術の必要な患者さんは、最初、消化器内科を受診して診断・病気の広がりなどを検査
その後、消化器外科に紹介され、ひどい場合はもう一度同じ検査が繰り返され
その後ようやく、治療予定(手術)が決められ、そして手術
その間、患者さんは、消化器内科外来、消化器外科外来そしてそれぞれの病棟を転々とさせられる

患者さんはひとりなのに、病院のセクショナリズムのためにあちこちたらい回しにされ時間を無駄にする

こういった、患者さんに対しても迷惑、医療経済的にも無駄をしないようにということで
各病院ではセンター化が進んでいる

また、疾患の治療も、単に薬物治療と手術治療だけでなく、内視鏡的切除、腹腔鏡的切除など内科とも外科ともいえない境界領域も多くなっている

以上の理由から、消化器センターという構想は至極当然である

すでに、院内では、新規患者は毎朝、消化器内科、消化器外科でカンファランスを行い治療方針を討論し、入院患者に関しては、週1回、消化器内科医・消化器外科医・病棟看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士・社会福祉士が合同でカンファランスを行っている

ということで、わたくしの肩書きは 消化器センター 消化器外科・緩和ケア内科・医療安全管理部長 とさらにえらく長いものになてしまった

これから名刺を作成しようと思うが、デザインが大変だ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

新型インフルエンザ [診療]

本日は、当院感染制御部主催の新型インフルエンザ感染症の講演を受講

新型インフルエンザについては、いろいろ学習したが
パンデミックとなった場合に
当院はどういう対応をとるのか
さらには、個々の医療者がどういう対応をとるのか

現在、「感染列島」という映画が公開されている
まだ、観ていないが、昨年の正月にNHKで放映された新型インフルエンザ感染の番組同様
一般の方々への啓蒙になっていると思われる

新型インフルエンザが強毒性の株であった場合
死亡率は高い
医療従事者も感染する可能性は高い
しかし、パンでミックの場合は病院で医療に従事しても
家に閉じこもっていても
感染リスクに変わりはない

手洗いやマスクなどの対策を行えば同じ

新型インフルエンザのリスクは
疾患自体のリスクもさることながら
多くの方が罹患するので
ライフラインの確保が問題となる

秋田で、冬に電気・ガス・水道が止まれば命にかかわるだろう
暴動も覚悟しなければいけない

いづれ、新型インフルエンザは確実にやってくる
人災の部分は事前の対策、準備で解決できる部分も少なくない

今なすべきことは、新型インフルエンザ(敵)のことをよく知り
あわてない、大局的に対処できる心の準備をしておくことなのだろう



健康でけっこ~ [診療]

秋田県医師会の仕事で、時々マスメディアでの健康講話を仰せつかっている

今年は、1月早々から当番となった
昨年終盤は、番組でインフルエンザ特集をやっていた
現在はやっているのは、ノロウィルス感染か
しかし、これも11月に放送済み
今年から始まる、産科無過失補償制度にしようかと思ったが
一般には難しい内容で
4分間の解説では困難

結局、高血圧治療ガイドラインが今月改定されるため
高血圧治療の意味についてと、家庭での血圧測定の重要性、測定方法について解説することにした

以下原稿..................

高血圧治療 ~家庭での血圧のはかり方~

Dr:新年から高血圧のお話ですが、実は2009年1月に新しい高血圧治療ガイドラインが公表されます。高血圧の治療や血圧のはかり方、高血圧によって起こってくる病気などについて書かれています。
それでは管さん、血圧はどうして高いといけないのでしょうか?

アナ:血圧が高いと脳出血が起こったりするからですか?

Dr:そうですね。血圧が高い状態が続くと、だんだん血管の壁が厚く・堅くなり動脈硬化という状態になります。このため脳卒中や心筋梗塞・動脈瘤などいろいろな病気になってゆきます。

アナ:ただ、血圧が上がると血管が切れるとといった簡単なものではないのですね。

Dr:そうです。ですから、急に血圧が上がらないようにということより、普段から安定した血圧を維持することが目標となります。

アナ:正常血圧とはどのくらいなのでしょうか?

Dr:血圧は病院で測ると、緊張するためか、少々高くなることがあり、また、年齢や他に病気があるかどうかで違ってきます。これを表にまとめてきました。

スライド1.JPG

アナ:血圧の規準もいろいろ違うのですね

Dr:そうですね。さらに、血圧は、朝・昼・夜で違いますし、緊張したり、運動したりでかなり変わります。

アナ:そうですか。

Dr:ですから、高血圧の方は、病院で血圧を測るだけでなく、お家でも測って健康管理を行うのが大切です。

アナ:そうすれば、お家で血圧を測るときはいつがよいのでしょうか?

Dr:朝か晩に測定するように言われています。

いろいろなことが、血圧に影響しないように、このような状況で血圧を測ってください。

スライド2.JPG

アナ:今年は是非、正しい血圧測定法を身につけて健康管理をしてゆきましょう。



2008年 総括 [診療]

2008年も今日で終了
仕事としては、年度制なのでまだ区切りという感覚は少ない

2008年の想い出深い仕事は
1.緩和ケア研修会(7回参加)
2.医療安全管理者講習会(2日間x3クール)
3.家族ケア研究所講習会(3回)

緩和ケア研修会は、がん対策基本法の施行にともない、
5年以内にがん診療に係わるすべての医師に緩和ケア研修を受講させるというもの
総計2日間のプログラムが組まれており、講義形式・グループディスカッション・ロールプレイ
3月に第1回目を主催して以来
各施設で行われる研修会をお手伝い
10月にはむつまで遠征して主催
多くの方々に参加してもらい
多くの方々とお話することができた

医療安全管理者講習会では
単に医療安全という領域にとどまることなく
医療に対する姿勢・病院経営について講習を受ける

家族ケアでは、自分の物指しで物事を考えるのではなく
個々の物指しで客観的に考えることを学んだ

いろいろな分野での学びであったが
その根底には一貫した共通点がぼんやり見えてきた

あらゆる事象を固定観念にとらわれることなく
客観的に評価判断する
分析した状況に対策を考える
客観的に事象を分析できれば
その事への対応での困難は十分理解でき対応できる
そして、問題解決・改善した状況を
個としての解決でなく
文化として醸成してゆく

今年学んだことは以上

来年は文化をいかにして醸成してゆくかを
意識しながら、やってゆく予定

2411359


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
食べログ グルメブログランキング

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。