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スペイン近代美術 御三家が集結 超現実主義 [旅行記]

マドリッドの観光名所のひとつ ソフィア王妃芸術センター
端的に言えば、ピカソのゲルニカが展示されているところである

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スペイン近代美術の御三家であるパブロ・ピカソやサルバドール・ダリ、ジョアン・ミロの作品が集められている
この3人は超現実主義(シュルレアリスム)といわれ、近代美術の歴史の中で大きな役割を果たしている

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超現実主義とは現実を越えたもの
すなわち、現実から無駄なものを省いて象徴化して表す手法である
現実の個々の具象をどのように象徴化するのかは各作家のインスピレーションに依存する
同じものを具象化しても、ピカソ風、ダリ風、ミロ風ととなり
ひとつのシーン(絵画)ができあがる

このインスピレーションは意識下のもの
より、単純化されたものとして表現される
このあたりは、同時代のフロイト主義に影響されているようである
すなわち、短時間に多くのものを次から次へと描く訓練をおこなうと
徐々に、その描画は単純化され
そのひとのそのものに対するインスピレーションが浮き上がってくるそうだ

そうしてみると
超現実主義の絵画とタイトルを見ていろいろ考えるのは
楽しい鑑賞法である

ただ、ピカソ、ダリは本当にデッサン力もあり、すごいが
ミロはもともとデッサン力は低く
知的障害もあたそうなので
ピカソやダリと比較するとより超超現実主義的感じである

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しかし、観光での過密スケジュールで
十分、超現実主義を堪能することはできず
広大な美術館の2階メインフロアの一部しか
まわれなかった

以上、わたくしの「ソフィア王妃芸術センター」に対するインスピレーションでした
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